ここは観光でいくなら少人数がベストかも。
高雄地元民の生活拠点となる「自由黄昏市場」へ行ってきました
観光客がほぼいない地元の人が日常的に利用している市場です。
黃昏(たそがれ)は夕方ということで営業は午後2時から夜の8時まで営業。
共働きの家庭には助かるでしょうし、食べものを提供しているお店でも、ここでなら食材の全てがいろいろな状態で手に入れることができるんです。
自由黄昏市場の駐輪場
まずは入り口付近の駐輪場があり、台湾庶民の足といえばバイクです。
ご覧の通りバイクだらけで自転車の人はほんとにわずかです。
台湾ならではな青野菜たち
日本では見ることができない緑な野菜たちが陳列されていました。
地元のデパートと比べると、かなり安めの安心価格。
日本でも人気のパクチー(香菜)だって一袋15元(約50円)でした。
一桁プライスもあって、元に慣れていないと、どれぐらい安いか分からなくなりますが、嬉しいお値段なのは間違いないでしょう。
鶏肉全部~パーツ
日本では業務スーパーとか、コストコ以外ではあまり見ない、まるごと一匹の鶏肉(しかも調理済)がなんと台湾ドル220元(約900円)ほどでした。
こちらでは需要が多く、供給も安く出来る、ということもあるんでしょうね。
乾き物(ナッツ類)
ピーナツやアーモンドなどナッツ類は量売りで種類も豊富です。
スグ食べられるカットフルーツ
カットしてあるので、スグ食べられる便利さがステキなフルーツ。
その場でスグに食べることもできます。
再び鶏肉登場
丸ごと燻製にされた鳥のほうが多く陳列されていました。
すでに火を通してあるので、手間なく食卓に並べられるのでこちらのほうが重宝します。
部位ごと売ってるのも多く見受けられます。
惣菜コーナー
惣菜のバリエーションも台湾ならではな感じですが豊富です。
あ~台湾の主婦になりたい。
練り物系
練り物も意外と多いですね。
烏賊団子とっても美味しかったです。すこし高めだけどね。
腸詰め
定番の腸詰めや魚の卵煮、手前の角煮もご飯がすすみます。
このあたりの食材は現地で食べないと日本へ持ち込み不可のものばかりなので、現地で食してお土産話にしましょう。
デカデカの角煮を撮ろうと思ったら、店員が豪快なピースをしてくれました。
とってもフレンドリーで、台湾では何度となくこんな神対応に出会うことができます。
今度買いに来ますね!って思えてしまう。
貝類のお店
高雄は港町。貝類や生の牡蠣もあるって魚介類の種類がとっても豊富でした。
海鮮、魚やエビ
魚やエビにイカがまるごと豪快に売られています。
常温で陳列されていますが、台湾ではまず生では食べません。
台湾では豚足の街もあるぐらいで、お肉が多いイメージもありますが、実は素食派(お肉食べない)人が日本人の割合よりも多く、ヘルシーな側面も持ち合わせています。
ここ高雄は港町ですしね、魚介類パラダイスです。
腸詰め再び
台湾では定番の「腸詰」の専門店。
昔ながらの売り方です。
ジャーキーの店
ビーフジャーキーも量り売り。
見るからに美味しそうですが、これも現地でしっかり食べておきたいです。
飲み物系
試しに人参ジュースあったから買ってみました♪
台湾ドル20元(日本円70円弱)。
人参そのままの味で激ウマ!ではなかったですが、飲めなくもないって感じのお味で、健康に良さそうな印象でした。
台湾ではベジタリアンが意外と多いので、こうした需要も多いんでしょう。
通りに面した市場内のフルーツ店
フルーツ王国台湾。
日本でフルーツはデザートという感じで高くなりますが、こちらではいち食材という感じの価格です。
マンゴーも安いし、日本ではほぼ見れない「お釈迦様の頭」も美味しいし、種類が多くて見ているだけでも嬉しくなります。
おにぎりのお店「傳香飯糰」
今回「自由黃昏市場」へ来たのは、実はここ「傳香飯糰」が一番の目的でした。
台湾版のオニギリで結構巨大です。
米は胚芽米、紫米、十穀米、小麥胚芽4種類があります。
オニギリの具は、約60種類あるので、毎日食べても飽きること無く、完全に台湾の生活に溶け込んでいました。
久しぶりに来たことも有って、どの組み合わせばいいか分からなかったですが、6種類好みの物を頼んでみました。
ガラスに「素」の字が消えかけていますが、素食=ベジタリアンフードなので、お肉が苦手な人にもおすすめのお店。
手平サイズで一つ台湾ドル40元(日本円で約140円弱※2022年は円安で183.66円になります)。
このボリュームでしかもモチ米、一つ食べたらもう腹いっぱいです。
紫米好きなので頼んでみました。
紫米は營養價值極めて高くて纖維も豐富で一番好み。
見た目は微妙ですが、とっても美味しかった~。
台湾来たら、また必ず行きますよ。
そしてその日の晩餐
市場で仕入れてきた食材を並べてこんな感じの地元民ディナー完成。
どうですか、すばらしいです。
ドームのような円形は台湾のお豆腐。
お魚、イカ、中央は手羽先っぽいもの、手前がお釈迦様の頭のような果物で、その名も「釋迦頭」。
果物についてはこちらの記事もあります。
雑貨類
市場には食品以外、目覚まし時計、腕時計、お洋服、玉器類など生活日用雑貨の店も併設されてて、もちろん激安で陳列されています。
日本だと、商品買ってもいい顔されない店のほうが多いですが、台湾ではどこシャッターをきっても何も言われないのが本当に素敵。
大きなデパートは日本同様で、撮影できない所も結構ありますので、その点はご注意を。
まとめと感想
観光屋台と違って、高雄の地元の人による地元の人のための市場。
今回初体験の地元民市場でしたが、朝市でなく、夜市でもなく、黄昏(夕刻)の夕市。
台湾高雄での生活感を味わうにはベストな場所でした。
自由黃昏市場
地図:813高雄市左營區自由三路261號(google地図)
電話: 07-347-9770
営業時間:14時~20時
自由黄昏市場のフェイスブックから。