iPhoneでの夜景撮影に標準カメラアプリは使いません。
iPhoneが手持ち撮影でもきれいに夜景が撮影できるようになる
2017年8月、台湾は高雄で撮影した1枚。iPhone6sPlusで撮影しました。
時間は現地時間で19時をまわった頃だと思います。すでに日が落ち、だんだん暗くなってきた所。
暗くなるとCMOSが小さいiPhoneなどスマホでは、なかなかきれいに明るく撮影することは難しい。
三脚にでも固定すれば、ISO感度やシャッタースピードを調整できるカメラアプリで夜景撮影も通常のカメラ同様に扱えますが、手持ち&標準カメラアプリでは限界があり、こんな一枚を残すことは到底不可能でした。
しかし、そんなときに大活躍してくれるカメラアプリがあったんです。
その名も「夜撮カメラ」というアプリ。
夜景の撮影に特化された機能が手持ち撮影でも明るく色鮮やかに撮影することをサポートしてくれる夜景撮影が好きな人には夢のようなカメラアプリ。
無料版では低解像度のみですが、有料版にするとフル解像度で撮影可能。
撮影は数秒間、あとは編集を押すだけ
夜撮カメラのコンポジット(ノイズ除去撮影)を選択、手持ちのまま0.5秒程度おきに自動で10回シャッターを切る。
その10枚のデータを重ね合わせ、自動手ブレ補正したものです。
仕上がりの調整もプリセットがセッティングされているので、希望のイメージから選ぶだけ。
とても簡単に撮影できるので、まさに夜景の撮影にはピッタリのカメラアプリです。
iPhoneはやはりクリエイティブに強い?
iPhoneのオペレーティングシステムiOSは、パソコンのMacOSがクリエイティブ系に強いのことの流れで、ビジュアル表現系アプリが豊富に存在しています。
今回はそのうちのひとつ「夜撮カメラ」でこんな1枚を撮影、仕上げることができました。
最終仕上げはMacでも、撮影はiPhone。
この仕上がりだけ見たらとてもiPhoneで撮影したなんて思えない仕上がりに、自分的にも満足の1枚。
アンドロイド版の「夜撮カメラ」もありますが、自分のHTCへ入れて使った感じでは、iOS版のほうが機能豊富でインターフェイスも整っていた印象です。
まとめと感想
普段はSIGMAのDP2 Merrill、今はdp0、で出来るだけ撮影したいところですが、手持ち撮影のiPhoneでもアプリ次第でこんな1枚が撮れるなんて思ってもみませんでした。
「夜撮カメラ」の撮影は、標準カメラの撮影よりも時間がかかります。
手持ちコンポジットで10枚撮影、10枚を重ね合わせ手ブレをなくし、暗い部分のノイズを消し去り、表情が引き立つようにシャープな画像に整える。
その工程を終えて初めて保存ができます。
あとで編集という選択肢もあるんですが、自分の場合あとで編集ができなことが多々あったので、時間がかかってもその場で編集した画像の保存まで終えるようにしています。
「夜撮カメラ」のおかげで夜のiPhone撮影が大いに楽しみになってきました。
iOSを搭載した一眼レフとかでたら最強かもですね。