i郵箱が台湾の物流を便利にするんだね

一見、日本でも見かけるような駅のロッカー風。しかしこれ、全く違うものなんです。

台湾郵便局の新サービス「i郵箱」

主要な駅に設置されている、台湾郵便局の新しいサービス拠点。

i郵箱でググると台湾の郵便局「中華郵政」の以下ページへ飛びます。

全年無休でi郵箱それぞれの名前と住所があり、送りたいi郵箱を設定すれば、その指定場所で受け取る事が出来ます。

駅で受け取れるのは駅を使う人にとってはかなり便利な受け取り場所。地元駅で受け取れれば、運ぶのも僅かな距離で済むでしょうね。

通販でも大活躍の「i郵箱」

ネットでお買い物、自宅に送られると家族に見つかっちゃう!なんて人にはまさに願ったり叶ったりな「i郵箱」。

受取先を自分の駅の「i郵箱」に指定するだけ。代金引換は無理でしょうから、先に決済を済ませる必要があるでしょう。

「i郵箱」の受取期限は何日間?

買い物したのはいいが、数日留守する予定を忘れてた~!なんて事になったら。

荷物がi郵箱に到着後、いつまでそこにおいておけるのでしょうか?

最大3日保存可能とのこと。

3日過ぎた場合は郵便のスタッフが荷物を取り出し、郵便局へ戻す形になります。

そして更に12日過ぎると…

郵便局に戻された後、一般荷物で12日過ぎた場合で元の送り先に返されます。

速達荷物だと、2日過ぎた後、送り先に返されます。

「i郵箱」その後の設置箇所は?

台湾全土の郵便局、駅へ設置がされていますが、将来的には台湾全土におけるローカル線の駅、駅乗り換え拠点、その他にはショッピングセンター、そしてマンションにも。

そして商業ビルや大学などにまで設置する予定だそうです。

「i郵箱」メリットとデメリットとは?

新しいサービスには便利なことが多いのは当たり前ですが、反面デメリットになることも必ず存在していまいます。メリットとデメリットを確認します。

「i郵箱」のメリット

  1. 自分だけの買い物で、決済をできれば家族にだって内緒の買い物が出来る。
  2. 防犯上の心配がない。
  3. いつでも受け取りたい時間に利用できる。

「i郵箱」デメリット

  1. ロッカーに入らないサイズは対応出来ない。
  2. ロッカーから家まで荷物を運ぶ必要がある。

まとめと感想

日本でも台湾でもネット販売がどんどん盛んになるほど物流がどんどん進化していかねば追いつかなくなります。

こうしたロッカーの設置で人手不足の解消や、インフラのより効率化を図ることで、活気ある物流が維持されどんどん便利な世の中になるんですね。

i郵箱