パイナップルケーキがいいよ、って言われても…
台湾土産といえば定番パイナップルケーキ。
しかしパイナップルケーキは有名なだけあって販売メーカーが非常に多く種類も様々。そして値段もピンから切りまであります。
そんな訳でパイナップルケーキと言っても美味しいものから美味くないものまで、種類が豊富すぎるんです。
そしてお土産を頂く人も、台湾土産=パイナップルケーキみたいなことに飽きていることもあったりします。
それに、パイナップルケーキは日本でも簡単に入手できるので、わざわざ台湾で買う必要が無くなってきました。
そこでっ!
今回台湾渡航歴20年超えの管理人が自信を持ってご紹介するのが、芋頭酥(タロイモのケーキ)です。
実体験を交えて詳しく解説しますので、どうぞ最後までお付き合いください。
芋頭酥(タロイモのケーキ)とは?
薄紫色の箱に入ったお菓子で空港のお土産店でも見かけることができますが、自分が特にオススメするのは「先麥芋頭Q」。
先麥(しゃんめい)がメーカー名称で、芋頭酥(タロイモのケーキ)を製造販売している台湾の会社です。
芋頭酥にも種類があって、芋頭Qというのが自分の中ではベスト。
防腐剤を一切加えないこだわり原材料で、身体にも優しいお菓子なんです。
でも、それによってお土産として不向きなのは、賞味期限が短いという点、注意が必要です。
遅くとも購入から一週間以内に相手へ渡したい。
自分で食べるならしっかり個装されているので多少賞味期限過ぎても全然へっちゃらでしたが、お土産としてなら一週間がリミット。
それでも最高の台湾土産を望むのであれば、何よりも自分は芋頭酥(タロイモのケーキ)をオススメします。
賞味期限が短いということは、製造している台湾でしか買えないということになり、台湾へ行かないと買えないお菓子だよ、と言ってあげられるので商品価値がUPすること間違いなしです。
和菓子が苦手で洋菓子派の人にも、和菓子が好きな人どちらにもおすすめできる、絶妙で素晴らしいお菓子なので、これをもらった人はこんなステキなお菓子が売られている台湾へ行きたくなるほど美味しい?!かもしれません。
先日そんな先麥芋頭Q、6個入を台湾土産でいただきましたので、フォト付きでどこよりも詳しくレビュー!
お値段
先麥芋頭Q、6個入(封口包)/$240でしたので、日本円で約880円でしたから、一つ147円ほど。
このずっしり感でこのお味なら、お土産スイーツとしてかなり良心価格といえるでしょう。
※2017/06レート調べ
外装(化粧箱)
化粧箱はこんな感じで紫一色のデザイン。
箱サイズは24cm×15cm×5cm、それなりのサイズですが、これで中身個別包装で6つ入っています。
重さ
6つの芋頭Qが入った上記の箱で約440グラムなので、ひとつあたりパッケージ込で約73グラム。
ところが、今回(2019.08)パッケージ裏面の重量表記を確認したところ、50公克=50グラムという表記でした。あれ、最近ちょっと小さくなったのかも。
箱中身
箱を開けるとこんな感じで並んでいます。これは2種類入っていますが、お店でどれを入れるか選べるので、3種類にも4種類にもできますが、今回は一番基本の芋頭酥と、芋頭Qの2種類にしてくれたようです。
4種類の内訳
ちなみに4種類はこんな感じで、プレーンな芋頭酥(左上)、プレーンに餅が入った芋頭Q(右下)、卵の黄身が入った蛋黃酥(右上)に、新一代はプレーンでカロリー控えめの中高年には嬉しい一品というラインナップ。
自分的には今回入れてもらった2種類で十分、でさらにどちらかというと芋頭Qのほうがより優しい飽きがない味わいで好きです。Qの中央白い部分はおもちのような白玉のようなほんのり甘いもっちもちの食感です。
蛋黃酥の黄身部分はほんのり塩味で、甘さと塩気が絶妙な旨さでした。
個装
柔らかくデリケートなお菓子ですが、しっかり個装されているのでとても安心。
でもそのせいで一つが大きくなってしまっています。
食べごたえのあるずっしりしたお菓子。
個装を開けていよいよご対面
ビニール袋から出すと、こんな感じ。
照明の関係もあるかもしれませんが意外と紫ではない?
台湾の空港でも売っている別メーカーの製品はもっと紫が強く、安いですが、それは着色をしているからに他なりません。
透明トレイに収まっているので、形が壊れないようしっかり保護されています。
さきの外箱もあるので、よほどの力を加えなければ潰れたりもしないでしょう。
手にとった様子
自分の手は平均的なサイズかと思いますので、これでお菓子のサイズ感伝わるのではないでしょうか。
直径6cm程度でまあまあの大きさで、強く握ったら簡単に潰れてしまいそうな柔らかさです。
これ一つでおよそ60g。
一つのお菓子で60gだと、大福(和菓子)より軽いけど、キットカット(洋菓子)よりは重量級。
しっとりした柔らかいお菓子でそれなりのボリューム感があるので、一つで結構満たされる食感と味わいに溢れています。
一口食べて中身紹介
真ん中がお餅?白玉?のようなもっちもち食感で、その周辺がタロ芋の餡になっています。
程よい甘さとこの素材の組み合わせが絶妙で、原材料的にも洋菓子より安心して食べられるし、食べた後に胃もたれなど内蔵負担の無い感じがかなり嬉しいです。
和菓子のほうがもっと胃腸への負担は少ないかもしれませんが、それほどストイックでない感じで、幸福感はタロイモケーキが圧勝です。
黑芝麻がのった蛋黃酥も食してみました
別な機会に卵の黄身が入った蛋黃酥を初めて食べました。
黑芝麻がトッピングされているのが蛋黃酥の印です。
いやいや、プレーンに餅が入った芋頭Qで決まりのハズだけど、卵の黄身が入った蛋黃酥ね、どれどれ…っん?
こっちも激ウマじゃないかっ!
こちらも全然有りでした。そして歳を重ねて最近ではこちらのほうが好きかもしれません。
まとめと感想
結局、先麥(しゃんめい)タロ芋ケーキは、どれでも美味でした。
最初に食べたタロ芋のケーキは違うメーカーだったと思いますが、台北の空港で買って食べたところ、それは美味しい驚きで今でも鮮明に記憶しています。
でも今回紹介の先麥(しゃんめい)タロ芋ケーキは、中でもベストです。
パイナップルケーキだってもちろん美味しいものもたくさんあるんですが、本当に種類が有りすぎるので、これはまた改めて情報整理して投稿できればと思っています。
先麥の社長さん日本のお菓子工場をたくさん回って日本の菓子製造工程から多くのことを学び、同じ製造機械を取り入れて清潔な環境で丁寧な商品造りをされているそうです。
まずはご自身用で一つ購入、その場で食べてから判断することもできますから、先麥(しゃんめい)タロ芋ケーキ、ぜひお忘れなく。
追伸~よく行く高雄の先麥お店紹介
高雄/彩虹市集專櫃(新光三越左營彩虹市集3F)※地図は下の所在地一覧へ
高雄市左營區高鐵路115號3樓 電話:07-3419347
自分は最近もっぱら高雄ばかりなので、行った時には高雄のデパート新光三越で購入することが多いです。
2017年行った際のお店はこんな感じで、日本のデパ地下同じ感じ。ほかにも様々な種類があって、先麥のパイナップルケーキもあって食べたことあるんですが、これはこれで美味しいです。でもやっぱり先麥きたら芋頭Qを買います。
台湾ではよく見かける5個買ったら1個サービスの販売促進POP広告。
そこでしか食べられないタロイモのアイス
これは店頭で見かけたタロイモのアイス。
これを発見したときは食後でお腹いっぱいだったので、今度行ったら食べないと!
その場では食べられる感じではないですが、近くにフードコートがあるので、今度行ったらそこで即行食べます。
ほかの先麥SHOP所在地
以下の情報はメーカー公式ページからの抜粋情報。写真はグーグルストリートビューから抽出画像です。※2017年12月調べ
台北 / 南港專櫃
台北市南港區忠孝東路七段371號B2F(南港車站環球南港店B2F)
電話:02-26517758
台北/微風台北火車站 (台北火車站1樓.南一門)
台北市中正區北平西路三號
電話:02-23144588
台北/京站專櫃(台北轉運站 京站時尚廣場)
台北市大同區承德路一段1號B3F
電話:02-25525067
台中/ 朝馬店 (直營門市)
台中市西屯區台灣大道三段570號(台中市台中港路2段124-3號)
電話:04-24526070
台中/大甲總店(鐵砧養芋)
台中市大甲區鎮瀾街140號
電話:04-26762666
台中/清水專櫃(國道三號清水服務區)
國道三號(中二高)清水服務區
電話:04-26202887
台中/大雅廠 (總公司)
台中市大雅區中山十一路79號
電話:04-2567-6689
※ここは会社事務所っぽく、店ではない様子。
台中/ 中港店 (直營門市)
台中市西屯區台灣大道三段496號(台中市台中港路2段122-6號)
電話:04-27082268
営業時間:8時30分~22時30分
台中/國光站前專櫃
台中市東區新民街88號
電話:04-22250629
高雄/彩虹市集專櫃(新光三越左營彩虹市集3F)
高雄市左營區高鐵路115號3樓
電話:07-3419347
高雄 / 漢神巨蛋專櫃
高雄市左營區博愛二路777號 B1先麥專櫃
電話:07-5229309
空港で買えるタロイモケーキ
今回久しぶりに空港でのタロイモケーキを買ってきてもらいました。
2024.03.19製造、2024.04.17有効と記載があり、製造から約一ヶ月ありました。
なかなかのずっしり感です。
紫感が強めでタロイモケーキ感しっかり主張しています。
味は紛れもなくタロイモケーキで、十分美味しかったです。
日本でタロイモケーキ入手したい
おすすめはシャンメイですが、どーしても日本でタロイモケーキを買ってみたいという人は、ググったら以下ヒットしましたので、ご紹介します。
これ、先に紹介の空港買えるものと中身はまるで同じようです。
台湾で買うよりも高くなり、また時間もかかります。
通常価格(税込)3,700円
+ 送料1,700円(全国一律)
・賞味期間:30日
・内容量:9個
・原産国名:台湾Taiwan
・保存方法:常温で保存
・配送日数:台湾直送の為、約6日〜13日でお届け予定。
※中華郵政国際航空便の国際e小包で発送。
販売先ページ参考に検討されてみてください。
ヤフーショッピング ↓↓
ということで、やはり台湾へ行ったらオススメのお土産。タロイモケーキでした。
2024年に出会った「阿聰師」のタロイモケーキ
1960年創業の阿聰師というメーカーのタロイモケーキを頂きました!台湾の色々な側面をあしらった楽しい雰囲気の素敵な化粧箱。
箱サイズは23.5cm×15.5cm×5cm、最初に紹介している先麥(しゃんめい)とほぼ同じサイズでした。これで中身個別包装で6つ入っています。
この製品も消費期限は一ヶ月程度です。
原材料もご覧の通り、読めない漢字が多いですが、原味の内容はシンプルで素晴らしいです。
手に持った感じ、サイズ感。ほかメーカーとほぼ同じ印象です。
空港で買えるタロイモケーキに比べて、紫の感じが皆無ですが、それがかえって好印象。香りも美味しい素晴らしさ。
中の餡も紫要素が皆無。それがまた素晴らしい。そして激ウマ、やばい、うますぎる。
4種類あるようですね。上記のQRコードからオフィシャルサイトへ飛べました。メーカーのWEBサイト
今回これは、高雄の瑞豊夜市の近くにある、フランス系のスーパー「カルフール」の一角にあったお土産コーナーで買ってきてくれました。320台湾ドルとのこと。※2024年8月時点の購入価格
地元民が使うスーパーなので、海外土産というよりも、ご近所さんへのご挨拶やお礼とか軽めのお土産想定だと思うので、空港で買うよりも安く購入できる商品なのでは?!ということで、ご紹介いたしました♪
カルフールは台湾各地に点在しているので、見かけたらぜひ入店オススメです。
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