蓮池潭・龍虎塔の行き方と所要時間|生態園區駅ルートも解説【高雄観光】
概要
高雄市左營区にある「蓮池潭(れんちたん)」は、蓮の花が浮かぶ湖の周囲に龍虎塔・春秋閣・孔子廟・啓明堂・元帝廟(玄天上帝像)といった見どころが点在する、高雄観光の定番エリアです。
「龍虎塔は今も工事中なのでは」「塔内には入れるのか」「MRTのどの駅から歩けばいいのか」「全部回るとどれくらい時間がかかるのか」——個人手配で高雄を旅行する方からよく聞く不安です。この記事では、蓮池潭風景區全体の見どころを整理したうえで、台湾在住の親族に確認してもらった龍虎塔・春秋閣周辺の最新状況(2026年9月8日時点で塔内参拝は可能と確認済み)と、MRT紅線「生態園區」駅からのルートを実際の現地写真とともに解説します。

「蓮池潭」の読み方
「蓮池潭」は日本語では「れんちたん」と読みます。現地の中国語(台湾華語)での発音は「Lian Chi Tan(リエンチータン)」に近く、台湾南部の話し言葉ではさらに崩れて「リエンツータン」のように聞こえることもあります。英語表記は Lotus Pond です。
蓮池潭風景區とは

蓮池潭は周囲約3.5kmの湖で、湖畔をぐるりと歩く遊歩道が整備されています。湖の南岸に龍虎塔、対岸に春秋閣、北岸に孔子廟、湖上に元帝廟の玄天上帝像がそびえるなど、狭いエリアに複数の見どころが集まっているのが特徴です。蓮池潭風景區としての開放時間そのものは特に定められておらず終日出入り自由ですが、各廟や塔にはそれぞれ開放時間が設定されているため、後述の基本情報表を参照してください。
龍虎塔——蓮池潭のシンボル
龍虎塔の歴史と見どころ
龍虎塔は左營慈済宮によって1976年に建立された、龍と虎をかたどった一対の七重塔です。九曲橋を渡って「龍の口」から入り、塔内で二十四孝図や十殿閻王図を見学しながら進み、「虎の口」から出る——という参拝順路そのものが「入龍喉、出虎喉(龍の喉から入り虎の喉から出る)」という縁起担ぎになっており、これが龍虎塔最大の見どころです。

龍虎塔のご利益・パワースポットとしての人気

龍の口から入って虎の口から出ることで厄を払い福を招くと信じられており、蓮池潭の中でも特に「パワースポット」として日本人観光客にも紹介されることが多いスポットです。台湾在住の親族に確認したところ、2026年9月8日時点で塔内に入っての参拝は可能とのことで、このご利益ある参拝ルートを実際に体験できます。
龍虎塔は現在も工事中?塔内参拝は可能?

高雄市の観光公式サイト(高雄旅遊網)の発表によれば、龍虎塔は2023年6月頃から改修工事に入り、2025年前半までに塗装の塗り直しや夜間ライトアップの刷新などが完了!
夜のライトアップは、かなりド派手になっていました。

春秋閣・啓明堂・元帝廟(玄天上帝像)——龍虎塔だけじゃない見どころ
龍虎塔ばかりが注目されがちですが、蓮池潭には歩いて回れる距離に見応えのあるスポットがまだあります。
春秋閣

湖の北西側に浮かぶ春秋閣は、1953年に建てられた対の楼閣です。閣の前には観音様が龍に乗る像が置かれており、龍虎塔とはまた違った落ち着いた雰囲気で写真映えするスポットとして知られています。
啓明堂

啓明堂は龍虎塔から徒歩3分ほど、春秋閣の向かいに位置する廟です。もとは清朝時代の1899年に五公菩薩を祀る「明徳堂」として創建され、1903年に関帝(関羽)を合祀して現在の「啓明堂」に改称、1906年に現在地へ移転しました。龍虎塔や春秋閣に比べると観光客は少なく、地元の参拝者に混ざって静かに見学できるのが魅力です。

元帝廟・玄天上帝像(北極亭)
湖の水上には、高さ約22m(現地では「72台尺」と表記)とされる巨大な玄天上帝像が立つ「北極亭」があります。左營元帝廟が1989年に着工し、4年2ヶ月の工期を経て1995年に完成したもので、東南アジア最大級の水上神像と紹介されることが多いスポットです。啓明堂・春秋閣と合わせて回ることで、龍虎塔だけでは味わえない蓮池潭の宗教的な奥行きを感じられます。

高雄孔子廟——全台最大の孔子廟
湖の北岸に建つ高雄孔子廟は、1974年6月に着工し1976年8月に完成した、中国山東省・曲阜の孔子廟を模した宋代様式の建築です。大成殿・大成門・欞星門・明倫堂などを備え、台湾に現存する孔子廟の中で最大規模とされています。龍虎塔や春秋閣に比べると参拝者が少なく、境内をゆっくり歩きながら見学できます。

蓮池潭 行き方——MRT「生態園區」駅ルート vs 左營駅ルート
蓮池潭へのアクセスは、既存の紹介記事の多くが台鉄・高鉄「左營」駅からのルートのみを取り上げています。ここではあえてMRT紅線「生態園區」駅からのルートも合わせて紹介します。
MRT紅線「生態園區」駅から
生態園區駅からは、2番出口付近から「紅35」バスに乗車し、約7分で「蓮池潭(勝利路)」バス停に到着、そこから徒歩1分ほどで啓明堂・春秋閣側のエリアに着きます(バスの本数・所要時間はダイヤ改定で変わることがあるため、訪問前に最新の時刻表を確認してください)。バスを使わず徒歩で向かう場合は15〜20分程度かかります。孔子廟や啓明堂など湖の北側〜西側のスポットを先に回りたい場合は、こちらのルートの方が動線がスムーズです。

Photo by Kevin765432 / CC BY-SA 4.0
台鉄・高鉄「左營」駅から
もっとも紹介されることが多いのが左營駅からのルートです。徒歩の場合は10〜15分程度(ソースによって表記に差があります)で龍虎塔側に到着するほか、301番・紅35番・紅51番など複数のバス路線でも数分でアクセスできます。龍虎塔から先に回りたい場合はこちらのルートが定番です。
初めて高雄を訪れる方は、生態園區駅・左營駅のどちらから向かうか、Googleマップで経路検索をしながら現地で判断する場面も多いはずです。こうした場面で通信が途切れると経路検索やMRTの乗換案内、翻訳アプリでの案内表示がすぐに止まってしまうため、空港到着時点でeSIMを入れておくと安心して現地判断ができます。実際にどのSIMを使ったかは台湾旅行のsimカードおすすめ自腹レビューにまとめています。
蓮池潭 所要時間——どのくらい時間を見ておくべきか
湖畔の遊歩道を歩くだけなら1〜1.5時間程度で一周できますが、龍虎塔・春秋閣・啓明堂・孔子廟・玄天上帝像をひと通り参拝しながら写真を撮り、周辺の高雄の夜市21か所まとめで紹介している瑞豐夜市などのグルメも楽しむ場合は2〜3時間ほど見ておくと余裕を持って回れます。半日観光の1本として、午前か夕方に訪れるプランがおすすめです。
基本情報まとめ表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 蓮池潭風景區(龍虎塔・春秋閣・孔子廟・啓明堂・元帝廟) |
| 読み方 | れんちたん(Lian Chi Tan/リエンチータン) |
| 住所 | 高雄市左營区蓮潭路 一帯 |
| 龍虎塔の開放時間 | 8:00〜17:30 |
| 蓮池潭風景區(湖畔エリア)の開放時間 | 終日出入り自由 |
| 入場料 | 龍虎塔をはじめ主要スポットは無料 |
| 龍虎塔・周辺の工事状況 | 外壁改修は完了。塔内参拝ルートも参拝可能(親族取材により2026年9月8日時点で確認) |
| アクセス(MRT) | 紅線「生態園區」駅から紅35バス約7分+徒歩1分、または徒歩15〜20分 |
| アクセス(在来線) | 台鉄・高鉄「左營」駅から徒歩10〜15分程度、またはバス数分 |
| 所要時間 | 湖畔一周のみ:1〜1.5時間/主要スポットを回る場合:2〜3時間 |
※営業時間・料金は変更されることがあるため、訪問前に公式サイト(高雄旅遊網)で最新情報をご確認ください。
Googleマップで蓮池潭の位置を確認する
上の地図で龍虎塔・春秋閣・孔子廟・啓明堂・元帝廟のおおよその位置関係を確認してから、生態園區駅ルートと左營駅ルートのどちらを使うか決めると、当日の動きがスムーズになります。
あとがき
当ブログ「じも台湾」では、灯台下暗しだった蓮池潭・龍虎塔。
台湾渡航して拠点になる高雄のお家から、徒歩で行ける蓮池潭・龍虎塔は、我が家にとってはお馴染みすぎたんです。
今日本には海外から沢山の旅行客が来て、渋谷のスクランブル交差点で写真を撮っていますが、日本人で撮っている人はほぼ居ない。
それがこのブログにとっての蓮池潭・龍虎塔だったことに最近気づいてやっと記事投稿でき、他の記事投稿テーマもユーザー目線で見直し中ですので、またぜひ遊びに来て頂けましたら幸いです。
最後までお読み頂き、お付き合い頂きましてありがとうございました。

