バイク大国台湾はgogoroで空気をキレイにする

台湾=バイク多い。そんな印象なのは台湾取材番組などで大量のバイクが走っているシーンを良く流すから。

バイク先進国次の一手gogoro登場

ん?グーグル、でなくグーグロ?って新しい検索エンジン?的なシンプルでシャープな印象の看板が最近の台湾ではいたる所に。

なんと電動バイクの新たなブランド。

睿能創意股份有限公司(英語: Gogoro Inc.),略称として睿能創意またはGogoroは電動バイクの開発と販売及び電池交換施設を主業務とする 台湾 の ベンチャー 企業。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
台湾スマホメーカーHTC の元幹部が立ち上げたということのようで、さすがといった感じです。

全てが洗練されていて、大きな資本力が見て取れる店舗の様子。

1台あたりの価格は12万8000台湾ドル(約50万円)。この価格にはバッテリー交換料や24時間対応のロードサービス費用(いずれも2年間)なども含まれます。サブスクリプション(月額制)の場合は299~899台湾ドル(約1200~約3500円)。最高速度は約95km/h、0-50km/h の加速は約4.2秒。航続距離は満充電のバッテリーなら約97km。※engadgetより抜粋

バッテリーはgogoro専用スタンドで交換

じも台湾
「交換電池、即刻出発」がイイね。
日本のフルバッテリー自動車は充電式で充電時間が必要な上に、充電スタンドも少ないので、そんな車を欲しいと思うひとはよっぽどの新しもの好きか、自称ECO推奨の人たちのみですが、これなら誰でも欲しくなるサービス体制が整っていると見ていいでしょう。

バッテリースタンドも未来的な印象で、かなりいい感じ。

2015年7月時点でGogoroは台北都市圏内に充電ステーションを70か所設置済みだそうですから、すでにその倍は台湾全土に広がっているでしょう。

gogoroバイクラインナップ

カラーリングが違うだけで、基本フォルムのデザインは全て同じでしたが、これならひと目でgogoroの電動バイクとわかるデザインになっています。

実際のgogoroユーザーさん

ちょうどバッテリー交換をしているgogoroユーザー発見!

椅子の下から巨大なバッテリーを取り出し、新たな充電済みバッテリーを取り出す。使用済みバッテリーを入れないと新しいバッテリーを取り出せない仕組みになってるんでしょう。

2つを取り出し、2つをセット。2個に別れているので女性でも簡単に交換できるサイズ感、重量になっているのがまたステキです。

まとめと感想

PR動画がありました。無駄にかっこよく出来ていますが、ブランディング戦略の一環でしょう。

もっと環境にやさしい的なアプローチとか、バッテリー交換も簡単な様子とか、静かな走行など、PRすればいいのにって思いましたが、売りを全面に出さないイメージ先行映像が良いブランド戦略見えてきました。

日本、ドイツ、フランスにも導入されることが発表されたそうなので、東京をはじめ世界中で見かける日が近いかもしれませんね!

本体価格が高いし、バッテリースタンドなどの充実などいろいろ課題はありそうですが、バイクが主要移動インフラの国では空気をキレイにできるベストアイテムかもしれません。

gogoro taiwan公式