日本でしょ?ここ。いえ、台南の塩の家です。
台南の日本式建築の塩の店までお願い
台南駅からタクシーで約20分ほどの海辺の公園に隣接しているこの場所まで。
台南空港からタクシーで、夕遊出張所(塩の家)まで。
乗車したタクシー運ちゃんにとってはじめての目的だった様子で目的地を伝えると分かりやすく「?」の表情。
そしてやりとする言葉が完全に北京語のみで珍しく思える。
なぜならタクシーの運ちゃんでそれなりに歳を重ねている人の場合は、ほぼ台湾語が多いから。
「いやー、古いタクシーでごめんね、近々新しい車になるんだよね。」
って、古いのはイイけど、助手席の足ものに荷物が満載で床が5センチは高くなってることのほうがよっぽどゴメンネってことだと思うけど、そこはスルーで「そのまま乗っちゃって」って。
ぐるぐるのんびりなんとか目的地に着きましたよ
古いタクシーだったので、ナビなし。
でも目的地へはじめて行くタクシー運ちゃんはスマホでナビしつつ、ぐるぐる目的地周囲を迂回しつつ、そしてゆっくりのんびりした速度で、ようやく目的地につきました。
でも、優しい感じの運ちゃんでスピード出されて恐怖よりはよっぽどいいかもね。
夕遊出張所は日本と台湾の融合地点
夕遊出張所がある台南・安平という場所は昔から塩を売っていた場所で、建物は日本の昔ながらの瓦葺屋根。
台湾で日本を感じるいくつかある観光スポットの一つです。
今回のミッション(目的)は、
ということで塩探しにやって行きました。
夕遊出張所のご紹介~まずは入り口から
入り口は地味な感じで若干戸惑いながら入場。
夕遊出張所には軽食とデザートもありました
塩麹で作られる豆花も食べられる。
塩ソフトクリームも結構気になりましたが、今回は別な所に寄り道してしまい、時間がなかったので今度また食べにくるということで。
夕遊出張所のトイレ入口
昔風のトイレ、ということは、水洗でない?かとおもったら、中はとても清潔でした。
366色の塩が素晴らしい夕遊出張所店内の様子
366日(2月29日も含めて)色の違う塩にカラーが付いていて、それぞれの特徴と意味が書いてあります。
いやしかし、4年に一度の閏年で姿を現す2月29日の塩って、自分の誕生日の塩より気になるのは私だけ?
売れる勢いも閏年だけなのかな、なんていらぬ心配をしつつ、カラフルな塩に圧倒される店内をぐるぐるしてみました。
思わず自分の誕生日や家族、友人の分まで読んでしまう。うん。。。なるほど。。合ってますね♪
いろんなアングルでパシャリ。
隣のお姉さんも一緒にパシャっていた。同じこと考えてたのね。
流石に同じ色でしょ?ってツッコミ入れたくなるところもありましたが、よく見るとわずかに違って見えてくる。
自分と家族へのお土産塩ゲットで任務完了♪
「いや~今日は●月■日生まれの人ばかりでその日だけ売り切れになっちゃいまして…」
ここまで来てまさかの売り切れっ!
なんて悲劇的なことはなく、目的の塩を無事見つけ購入できましたよ。
オンラインショップがあるので、リンクを張っておきます。
自分の誕生塩をキーホルダーとして持てる♪
塩は清めるのでお守りとしてカバンにつけてます。
一つ台湾ドル150元、10個購入すると一つおまけなので、家族親戚友達の分までまとめて購入するとお得です。
こんな感じでした。友人のプレゼントにも最適でした。
誕生日と花紋の印章も366個あります
366日それぞれの誕生日花の印鑑。
花紋+誕生日の印章で台湾ドル180元、花紋+誕生日+名前の印章で台湾ドル300元です。
塩関連のおみやげコーナー
せっかく塩が名産のところに来たんだから、やっぱり食する塩のお土産だって欲しくなります。
ということで、もちろんこんなに豊富な塩商品も取り揃えてございました。
塩といえば歯磨きですね
そんなこだわりのあの人にプレゼントしたらきっと喜んでくれる歯磨き粉。
そんなこだわりの人になろうと思って、初めて塩歯磨き(天然海鹽潔淨牙膏)を購入しました。
歯磨き粉がない時代には、みんな塩で歯磨き粉のかわりにしていたそうですが、今ではこんな素敵なおみやげになっています。
無添加に惹かれ、磨がれば磨くほど歯周病も予防出来るとのこと。
無くなったらまた購入しにくるから・・・と思ったけどオンランショップで日本まで届けてくれるかしら?
これがあなたの花紋ということで
誕生日の花と色の一覧で、数えていないけど、366個あるんでしょう。
こうしてみると月ごとに色の傾向があるのがよく分かります。
開運雪鹽燒で塩を割って卵を食べて幸せになろう
それぞれ意味を持つ6色カラーの塩があり、ひとつ台湾ドル50元。
好きなカラーを組み合わせられます。
6色の塩から選び、ハンマーで塩を割ります!
といってもまるで力はいらなくて、ハンマーの重さを落とすだけのイメージ。
大きいハンマーは店側が貸してくれて、小さいのはセットで入ってるもの。
子供らには楽しいイベント。
周りの塩が割れて剥がれていくと、中からゆで卵がっ!
周りの塩のかけら(と言っても粉々で色がついた塩)を付けて食べられるんです♪
普通のゆで卵?って感じでしたが、塩付けて食べたらなんだか美味しかったです~。
周囲のきれいな塩は、お星様の小瓶に詰めて持ち帰れます。↑こんな感じでなかなかキレイ♪
別売りのキットもあったので持ち帰って子供が作ってみました。
入れ物があればまだまだ作れるぐらい塩残ってます。
塩で清める手水舎(てみずや)
塩で手を清める(洗う)所がありました。
塩を手にとって、こすり合わせ、水で流す。
という手順も図解があってわかりやすかったです。
海辺の公園といった趣のサンセット
店を出たら広い砂場(人工砂)があり、地元の小さい子らは楽しく砂を遊んでました。
そろそろ日没、夕方はほんのり暖かい程度の気温になって、のんびりするにはいい感じのシチュエーションでロケーション。
まとめと感想
遅めに来たのでゆっくり出来ませんでしたが、サンセット見れたのはちょっと想定外な嬉しいサプライズ。
夕遊出張所は入場無料。
自分の誕生日の塩探しの楽しいミッション。
古き良き日本建築の夕遊出張所、台湾、台南の良き思い出の1ページにいかがでしょうか。
台湾で塩のお土産って、意外で良いかもしれませんね。
地図:708台南市安平區古堡街196號(google地図)
電話: 06-391-1088
営業時間:10時~18時