日本から海外へ行く窓口として最も多くの人が利用するのは、なんと言っても都心からのアクセスも良いお馴染みの成田空港でしょう。最近では羽田空港も多いんでしょうけど、うちでは成田空港。
旅先で使うお金をどこで替える?
旅先の通貨に両替するのは、成田空港に併設されている銀行窓口でも各国通貨にすることができます。先日、GPA外貨両替専門店 成田空港グループ直営店、店先の大きな画面にキャンペーンの文字が・・・。
通常よりもレートを良くしている事を意味した表示だと思いますが、実際どれぐらい安くなっているのでしょうか?
そして台湾の空港で両替するのに比べて、お得なレートになっているのか?
2018年8月に台湾へ行ったので比較してみました。
日本円から台湾ドル(元)へ
台湾ドル(元)の両替で、キャンペーンの表示と共に提示されていた日本円→外貨の表示で台湾ドルが4.0957という数値。
日本円10000円を台湾ドル(元)に両替すると約2,442元になる。キャンペーンでも4円以上なのは高い印象だったので成田空港での両替はいつもどおりスルーして、いざ台湾へ。
高雄国際空港での両替
向かった先は台湾第二の都市、高雄国際空港。預けた荷物を引き上げてゲート近くの両替が出来る臺灣銀行窓口へ。
そこで提示されていたのが0.2639という数値。台湾の0.2639元が日本の1円になるという表示。
なので1を0.2639で割ると、3.78931413414172。でこの数字で同じように10000円を元に両替計算をすると2,639台湾ドルになり、先の日本で両替した場合との差額が197元=約747円。※2018年8月現在
台湾で197元の価値はどれぐらい?
197元あったら台湾で何ができるでしょうか?
夜市で美味しいものを3つはオーダーできます。
タクシーで数キロ乗ることができます。
タピオカミルクティーを3つ買えます。
セブンイレブンで大きめのヤクルトを5つ買えます。
朝市ついでの地元朝食店で豆乳、揚げパン、ニラ饅頭、大根餅を食べてもお釣りがきます。
台湾のダイソーは39元ショップになっています。
台湾のくら寿司は一皿40元です。
数年前、台湾の桃園駅近セブンイレブンのアルバイト募集の張り紙に記載されていた時給は180元でした。それぐらいの価値です。
台湾は中国のようにキャッシュレス化されてないの?
デンマークではほぼ100%キャッシュレスと言われ、隣国中国でもキャッシュレス化が進んでいると聞きます。
では台湾も?と思われそうですが日本と同じ程度という認識で大丈夫でしょう。
例えば日本の屋台でカードが使える事はまだ少ないです。台湾の夜市も同様、ほぼ現金での買い物になりますから、できれば100元札を多めに持って出掛けると便利です。1000元札や500元札で安いものを買おうとすると、地元では偽札じゃないか?と疑う店もありますから、台湾の日常では100元札がもっとも流通しています。
まとめと感想
台湾旅行では渡航先のレートの方がいいケースでしたが、100%必ずそうなるかどうかは分かりません。
ですが今回、日本の銀行でキャンペーンということでも渡航先での両替のほうが全然よかったということは、通常ではもっと差が開くということでしょう。
ということで、また台湾へ行くことがあれば、きっとまた台湾で両替すると思います。
もう一つコンパクトなお財布があると日本円ともち分けるのに便利です♪