深夜の九份老街散策したく、九份で一泊初体験。
九分は夜が素晴らしかったという体験レポート、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
台湾10数年渡航初の九份宿泊でみた老街はまるで映画のセットのようだった
九份へ初めて来たのが2003年3月。
2019年8月、今回は台湾へ夕方に着いて、台北駅近くのホテルで軽くデザートを食べてから九份へ。
九份の宿で荷物を置いて出る準備をしてから九份老街へ出たのは22時ごろでした。
22時を過ぎた夜中の九份老街は、もうほとんどの店が終わっており観光客はほぼゼロで貸し切り状態。
地元の人とか、我々のように近くで宿泊している人たちだけの特権発動、という感じで解き放たれた夜の九份老街。
すごい完成度の映画のセットの中をひたすら歩くような感じで、若干興奮気味に深夜の九份老街散策がスタートしました。
どこまでも続く九份老街から人が消えた景色を激写してきた
嘘のように九份老街から人が消えた景色。
九份老街、雨の深夜は最高にバエていた
雨が降ったりやんだりで、濡れた老街の石畳がさらなるディープな九份へ連れて行ってくれました。
赤い提灯だけが永遠に続くダンジョンを彷徨うように。
深夜でも営業している九份老街お店
22時近くの深夜の九份老街でも、開いている店が数件あります。
ここは「山海觀茶餐廳」というお店で、地図で示すとこのあたり。九份老街をあるき進んていくと、お店が一旦なくなる場所で、海が望める場所にあります。
日中の様子をストリートビューでみるとこの賑わいです。
そして誰も居なくなった2019年夏の夜の山海觀茶餐廳。
深夜通りがかった「九份茶坊」の店先
この九份茶坊は2018年4月の日中に来たことがあり、茶器も販売してて雰囲気がとってもよかったお茶屋さんですが、営業は夜の9時まででこの日は既に営業終了。
九份老街でおなじみ階段のある風景深夜バージョン
まるで迷路をさまようような深夜の九份老街ですが、時折数名の人たちと遭遇しました。
昼間だと人混みで歩くのも大変ですが、この時間ならゆっくり撮影が出来るので、しばし九份老街の撮影を楽しみました。
夜、雨の九份は濡れた石畳にしっかり気をつけないと足をとられてツルッ!とコケる危険があるので、慎重にゆっくり移動します。
深夜の「阿妹茶樓」を激写することが一番の目的でした
九份といえば「阿妹茶樓」。阿妹茶樓といえば「九份」。
遅い時間でも営業している阿妹茶樓、人気のない深夜提灯と室内が明かりで照らされている様子を激写したいっ!というのが今回深夜の九份を訪れた目的の一つでした。
しかしここへ来た途端に雨が本降り、しかも風が強くなってきたので、数枚撮影して早々に退散、阿妹茶樓へ駆け込み、先に入店してた仲間と合流ました。
深夜の阿妹茶樓ってどうなの?入店レビュー
ほとんどの店が閉まっている九份老街で一人勝ち状態の、阿妹茶樓。
深夜12時まで営業しているという情報を聞きつけ、今回初めて深夜にお邪魔させてもらいました。
阿妹茶樓の入り口
入り口は夜だと少しわかりにくいかもしれません。
看板にひらがなで「あめおちや」とふりがなが。
阿妹茶樓店内の入り口付近
日本じゃない感じで、とてもいいです。そして深夜の風雨に打たれた後だったこともあり、楽園の入り口に立った気分。
レジ近くでお茶が購入できます。
阿妹茶樓店内客室の様子
この日この夜は店内のお客さんはいませんでした。撮影し放題が最高に嬉しい一時。
この日のテラス席は風雨の影響で中々の湿度具合で、とても落ち着いてお茶って感じではなかったので、こちらでも良かったかも。
このアングルで撮影した店内は、また別な異国っぽさがあります。
豪華な龍の飾りがお出迎えしてくれました。
阿妹茶樓のお茶とお菓子はこんな感じでパーフェクトでした
三階のテラスにしてもらいましたが、途中また雨が強く降ってきてたので、その対策用の窓際テントを店員さんが張ってくれました。
一旦席をどいて、窓際で作業してもらいつつ、テントが貼り終わるのを待つところ。
これはこれで終わってみたらいい思い出です。
お客はほぼ我々だけで、こんな時間にやっててくれて、本当に感謝です。
阿妹茶樓で注文すると一人おいくら?
子供(下は小学三年)も居ましたが、一人一律台湾ドル300元でした。※2019年8月
冷たい烏龍茶も頼めるので、ホットとアイス両方飲んでみましたが、どちらも飲み放題。
ホットの方がまろやかで少し甘みもあるように感じます。
この日は湿度があって、まあまあ暑い日だったので、アイスの烏龍茶も飲みやすくて暑い夏にはとても美味しく頂いけました。
お茶請け(お菓子)も一人4種類付いてて、どれでも烏龍茶に合いっていて素晴らしかった。
雨でも大変満足の阿妹茶樓でした。
九份老街からの夜景
SIGMA dp0での1枚目
山城迷宮(上にあるストリートビューの場所)からの夜景。ISO100でも、これ以上現像処理を出来なかった残念な一枚。
ファイル形式: X3F
画像サイズ: 58.8 MP (T:5424 x 3616 M:2712 x 1808 B:2712 x 1808)
ファイルサイズ: 50.12MB
撮影日: 2019/08/04 22:52:31
露出モード: P-プログラムオート
露出補正: -0.3
ISO感度: 100
ホワイトバランス: オート
カラーモード: ビビッド
フラッシュ: 非発光
シャッタースピード: 6 秒
絞り値: F4.0
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 14mm ( 35mm換算 : 21mm)
レンズモデル: SIGMA dp0 Quattro
記録画素数: HI
ドライブモード: セルフタイマー 10秒
カメラ: SIGMA dp0 Quattro
ノイズリダクション: 色ノイズ: 0.50
輝度ノイズ: 0.50
SIGMA dp0での2枚目
こちらも山城迷宮(上にあるストリートビューの場所)からの夜景で、じゃっかん下向きにしたところ。こちらは破綻の限界値が結構高かったので、ぎりぎりまで明るく現像してみました。
ファイル形式: X3F
画像サイズ: 58.8 MP (T:5424 x 3616 M:2712 x 1808 B:2712 x 1808)
ファイルサイズ: 50.49MB
撮影日: 2019/08/04 22:53:30
露出モード: P-プログラムオート
露出補正: -0.3
ISO感度: 100
ホワイトバランス: オート
カラーモード: ビビッド
シャッタースピード: 10 秒
絞り値: F4.0
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 14mm ( 35mm換算 : 21mm)
レンズモデル: SIGMA dp0 Quattro
dp0で撮影後、PhotoshopでゴリゴリにHDR方向へ加工した阿妹茶樓のショット
空が完全に破綻したので、まるっと差し替えています。
夜の阿妹茶樓、昼間の様子と一変し外界の様子が遮断され、過去にタイムスリップしたような錯覚にとらわれる世界でした。
地図:224新北市瑞芳區市下巷20號(google地図)
電話: 02-2496-0833